新郎の父の謝辞 3分・両家を代表して
本日はご多用のところ、また遠方からお越しくださった方もおられる中、◯◯と□□の結婚披露宴にご列席を賜り、まことにありがとうございます。両家を代表いたしまして、ひとことご挨拶を申し上げます。
私は新郎◯◯の父、△△でございます。
先ほどから皆さまの温かいお言葉を頂戴し、聞いておりまして、親として胸のふさがる思いでおりました。息子がこれほど多くの方に支えていただいていたのかと、今日初めて知ったようなものでございます。
◯◯は、決して器用な子ではございませんでした。要領よく立ち回ることが苦手で、遠回りばかりしてまいりました。親としては、もどかしく見ていた時期もございます。それでも、こうして□□さんという方に出会い、皆さまに囲まれて今日の日を迎えられました。遠回りも無駄ではなかったのだと、今日ようやく思えております。
思い返しますと、この子が初めて自分の意志で何かを決めたのは、高校の進路を選んだ時でございました。私どもの勧めとは違う道を選び、理由も多くは語りませんでした。親としては不安でございましたが、本人が決めたことでしたので、口を出さずにおりました。今日この日を迎えて、あの時黙っていてよかったと思っております。
そして◯◯が□□さんを初めて家に連れてきた日のことも、よく覚えております。緊張していたのは息子のほうで、□□さんは終始おだやかに私どもの話を聞いてくださいました。この方となら大丈夫だろうと、その日のうちに家内と話したことでございます。
□□さん。至らないところの多い息子でございますが、どうぞよろしくお願いいたします。そして、□□さんのご両親から大切に育てられたお嬢さまを、私どもも家族として大切にしてまいります。
ふたりはまだ、家庭を築くという点では何も知らない者同士でございます。これからも皆さまのお力添えを頂戴したく、お願い申し上げます。
本日はまことにありがとうございました。皆さまのご健勝を心よりお祈り申し上げます。